Like a Rolling Stone〜転がる石のように

湘南在住。心理カウンセラー新居が自由に気ままに感じたこと、カフェ会やセミナー情報を発信しています。

お互いさま、、、

横を歩いていたおばあちゃんがスローモーションのように倒れる。

いつもの本屋でMacFanを買って、いつもならすぐに帰るかカフェですぐに読むのに、、、

今日は、なぜか遠回りして信号待ち。信号機が青に変わって、横断歩道を渡ろうとしたとき、横を歩いてたおばあちゃんがコケた。まさにスローモーションを見てるように、、、。

 

「大丈夫ですか?」と声をかけて覗き込むと、額から出血してる💦

そうだよな、手をつく間もなく、あっという間やったもんなと思いながら、意識を確認している僕とおばあちゃんの横を、避けるようにみんなスルーして追い越してく。

「みんな冷たいなぁ。」と思ってるとどこかのご夫婦が手伝ってくれた。

 

本当はどうなんだろう?目の間で困っている人がいるとき、みんな関わりたくないんだろうか?

以前、目の不自由な人が白い杖を持ってスクランブル交差点を渡ろうとしてるときにすれ違ったことがある。「えっ、今から渡ったら信号変わっちゃうよ。」と振り返ると誰も気にしていない。横に並び、声かけた。「信号、変わっちゃいますよ。どっちへ行くんですか駅の方ですか?」と。そして、その人のペースでゆっくり歩いていると、動き始めた自動者の運転手からクラクションが、、、。心の中で「1分もかからんやろが、、、それも待てないのか?」日本人の心は、いつからそんなんになってしまったのかと情けないやら怒りやらでドライバーを睨みつけてしまった^^;

 

今回もちょっと、寂しかったな。確かにどうしていいのか分からないのかもしれへんけどな、せめて「大丈夫ですか?何か手伝えることありますか?」みたいに気にして声をかけて欲しいよ。遠巻きに見てるなら猿でもできる。

 

速やかに安全な場所へ 

意識はしっかりしてたけど、足が出なくて起こすのも、安全なとこに移動させるのも大変やった。手伝ってくれたご夫婦のおかげで無事に歩道の花壇の腰掛けさせることができた。

「病院に行った方がいいですよ。」とおばあちゃんに声をかけるご夫婦。

「ハイッ、、お願いします。歩きすぎて疲れちゃって、東海道線に乗ろうと思って。」とおばあちゃん。

「救急車呼んだ方が早いよ。」と携帯を📱バックから出そうとする僕、間髪入れずに奥様が、持ってるスマホでかけてくれた(早っ)

倒れる瞬間を、目の前で目撃したので救急隊が到着するまで一緒に待ってた。旦那さんはダウンの袖を血で汚してしまってたな、スルーして追い越してくる人が多かったけど
こうやって連携してくれる優しい心を持った人がいてくれて良かった。

 

救急隊到着して

「電話をくれたのが誰ですか?目撃したのは誰ですか?

倒れた直後も、意識があったことと手を出す間もなくコケて顔からアスファルトにぶつかったことを伝えた。首を固定してストレッチャーに乗せるとき、一歩も足が出てなかったなのが気になるな。きっと、今は、気が張ってるから「大丈夫、どこも痛くない」って言ってたけど、額を打ち付けてたしそんなことはないと思うんやけどな。

 

お年寄りは、転倒ですぐ骨折してしまうから、大事にならなけりゃいいけどとおばあちゃんの無事を祈って、、、

ご協力を頂いた方々、ありがとうございました。

 

昔あるテレビ番組で

目の前で、見ず知らずに人が倒れたら人はどういう行動を取るのだろう?ということを実験している番組を見たことがある。

世界と日本で、、、

世界の人は、ほとんどの人が声をかけているのに、取材地、横浜駅周辺では、ほとんどの人がスルーして通り過ぎていく。

いつから日本人は、こんな薄情な人間になってしまったのかって思ったのを思い出したよ。確かに、関わるのは怖いのかも知れへんけど、お互い様だよねって思う。

 

本当のところは、なんなんだろう、、、

めんどくさいことに関わりたくないのか?揉め事に関わりたくないのか?本当に薄情になってしまったのか?

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