Like a Rolling Stone〜転がる石のように

湘南在住。心理カウンセラー新居が自由に気ままに感じたこと、カフェ会やセミナー情報を発信しています。

イライラの裏側に隠れているもの?

イライラの裏側に隠れているものは?

イライラの裏側に隠れているものは一体、何だろう?

それを意識できればすぐに怒りの言葉を回避できるのではないだろうか?

 

そんなことを思いちょっとだけ書き記してみようと思う。

 

高過ぎる期待

人はどうして、イラっとしたときに怒りの言葉をぶつけてしまうか? 

人は、イラっとすると考えるまもなく相手に怒りをぶつけてしまう。それは、人間関係が崩れてしまうだけではなく周囲からも孤立してしまうことにもなりかねないと分かっているのに、ついその感情を言葉にして発してしまう。どんなにあなたが激しく怒ってみても、神様はあなたのためだけに他人を存在させているのではないということを理解しなくてはいけない。理解するためには、何を知る必要があるのだろう。

あなたは、何にイラっとしたのだろう?

「資料を忘れた。」「会議に遅刻した。」「頼んだことをやっていなかった。」「約束を忘れた。」「どこかへ勝手に行った。」「仕上げてなかった。」「買い物を忘れた。」「宿題をやらなかった。」などなど、、、

その誰かに対してイライラした感情の背後に何が隠されているのだろう? 

資料を作っておいてくれると思ったのにやっていなかった。会議にきちんと出席してくれると信じていたのに遅刻した。ちゃんと頼んだことをこなしてくれると思ったのにできていなかった、、、などなど、そこには、相手に対する 「高過ぎる期待」が隠れているんだよね。そう、自分の勝手な思い込みで「〇〇のはずだ」「〇〇であるべき」と勝手な期待を設けているんですね。そして、この勝手な「期待」が裏切られることによって人はイラっとする。だから、相手を責めるのではなく

 「自分の「期待」が何だったのか?」

 「自分勝手な思い込みだったのか?」

 「事実だったのか?」

 「自分はそれに伴うものを、人に与えたのか?」

をちょっと深呼吸*1して考えてみるといいですね。

期待していたものが分かったらどうする?

その「期待」をちゃんと相手に伝えていなかったのなら悪意はなかったんだときちんと伝えた方がいいね。そして、何が悪かったのかと考えるより次からは、何を伝えて、どうすれば結果がよくなるかを考えればいい。 

あなたが、相手に期待したことを、素直に伝えてみる。

「あなたならその資料を忘れずに持ってきてくれると信じていたのに、ちょっとがっかりした。」

「いつも時間にきちっとしているあなただからまさか遅刻するなんて思ってもいなかったので、あなたが遅刻してちょっとびっくりした。」

そんな、あなたの期待が裏切られて感じた素直な気持ちを、そのままに伝えてみたらいい。もしその場で伝えられなくても、素直な感情が伝えられるなら後日でも、時間差になってしまっても伝えた方がいい。

そして、仮にあなたの気持ちが伝わらなくても、伝えたことが素晴らしいと自分を褒めてあげよう。そんな気持ちで接していると必ず関係は好転してくる。

 

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*1:怒りの感情が消えるのに必要な時間は6秒と言われてます