対立した時のあなたが持っている種はなんだろう?
対立した時のあなたが持っている種はなんだろう?
「戦い」ですか「協力」の種ですか?
あなたが誰かと対立したときに 「そうじゃないよ」 と自分の意見を押し付けようとしても、たとえあなたの意見が正しいものであっても反対意見を持っている人の心には届かない。
なぜならいま相手は、あなたの意見とは真っ向対立している考えを、 「自分の意見の方が正しい」 と思っているから。
お互いに自分の意見の方が正しいと対立したらどうにもならないのだろうか?
意見が対立しているときのあなたの前提はなんだろう?
どうしても解決策、妥協点を見出したい時のあなたの前提は「戦い」ですか?それとも「協力」ですか? どちらの種だろう。
戦いだとしたら
「あなたの意見が間違っている、僕の方が正しいからあなたが従うべきだ。」
と互いに譲らない最悪の状況になってしまう。
協力だとしたら
「そうか今あなたはそうに思うんだね。」
と相手の意見を飲み込んで受け入れる事ができる。
自分の意見を受け入れられた場合と否定された場合で、相手に対して感じるものが変わってくるよね。 意見が対立している時というのは、互いの意見の方が正しいと思っているから相手が見えない。相手の立場に立ってみなければ相手の思いや感情は分からない。
だから大切なことは、相手の立場に立って、相手より先に自分の方から相手の意見を一旦、受け入れる。 すると、相手にもこちらの意見を受け入れるスペース、そう心の余裕ができるんだ。
一旦相手の意見を飲み込んだ時の次にかける言葉は何がいいだろう?
「そうなんだね、なるほど…、それも良い案だと思うよ。僕は、こう考えているんだけど、こんな案はどうだろうか?」
どちらが正しいのかではないんだよね。
お互いにとっては、
「自分が言っている意見の方が正解だ、正しいんだ。」
と思っているだけなんだよね。
意見が対立しそうな時に大切なことは、
「相手を正そうとする」のではなく 「相手を分かろうとする」事が解決の第一歩なんだ。
あなたの前提が「戦い」だと意見はぶつかり合うだけだけど
あなたの前提が「協力」になれば必ず良い結果に導かれる。
対立した時にあなたはどちらの種を開花させたいですか?
戦いの種ですか?協力の種ですか?
対立者は、良き協力者だ!